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色彩の仕事

昨日は
愛知室内オーケストラ
フランスプログラム
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
    ピアノ協奏曲 ト長調
イベール:ディヴェルティスマン
オネゲル: 夏の牧歌
ピアノ/児玉 桃
指揮/三ツ橋敬子

この夏の楽しみにしていた素敵なプログラムの本番を終えました。

この仕事をしていて思うことは
音楽に限らず、
表現するものが美しければ美しいほど
その陰には血の滲む鍛錬があり
技術をより研磨してこそ、その瞬間に輝くことができるということ。
まぁ、当たり前のことです。

誰が聴いても うっとりする旋律には
皆、魂を削りましたね。
素晴らしかったな〜

大好きなラヴェルの作品は
自分の楽器「打楽器」で言うならば
「色彩の仕事」

今回は若いパーカッション奏者との共演になり、リハーサルから本番まで共に音を創る。

こういった音楽では、つい言ってしまうこと
「叩かないで。色だけで良いから」
「フィジカルの練習しないで、色彩を描いて」
「この曲に叩くところ一つもないから」

こんなこと言われたら
「???」
だろうと思うけど

それってどういうことだろう?と
疑問に思ってくれるだけで、色は出始める。
と、願う。

"叩かない"打楽器の演奏
色彩の仕事

今回は自分のTheinのトライアングルを持参。
自分が演奏するわけではないけれど、
ラヴェルのトライアングルの音色には拘りたいから。美しく演奏して下さって持ってきて良かった。

これは私の大切なコレクションの一つ
世界で一番お高いトライアングルかも😆
さて、おいくらすると思いますか?

イベールで使う笛は8個用意しました。
100均で😆

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by sawako-ys | 2022-08-20 20:18 | 楽器

安江佐和子(パーカッショ二スト)のBlog. 音楽の生活と好きなこと.コンサートのお知らせ


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